黄昏時のひとやすみ

毎日が日曜日の生活。書きたいことがあれば、気取らずにありのままを書き綴ります。うたたねも得意です。
「昼のお星は眼にみえぬ 見えぬけれどもあるんだよ 見えぬものでもあるんだよ」
「色即是空」、なんて境地でもないけれど、生きてることの素晴らしさ感じたい。自分に正直に生きたい。

文化?

10月10日の体育の日も過ぎ、次の祝日は「文化の日」


文化って?


あらためて問われると、答えに窮します。


漠然としている。


国宝とか文化財とかの名称があるけれど、よくわかりません。


なんとなくだけど、古い建築物だったり、美術品だったりが文化?


ウィキペディアによれば、


「総じていうと人間が社会の成員として獲得する振る舞いの複合された総体のこと」とある。


難しすぎて理解できない。


ブリタニカ国際大百科事典というのによれば、


「人間の知的洗練や精神的進歩とその成果,特に芸術や文学の産物を意味する場合もあるが,今日ではより広く,ある社会の成員が共有している行動様式や物質的側面を含めた生活様式をさす」とある。


やっぱり難しい。(*_*;


独断と偏見で解釈するならば、


過去から現代に至る、人間の有様そのもの?


そこで素朴な疑念。


「国破れて山河あり」というものの、


当時の人間はそこでいかに闘い、破れていったのかも大事な文化の気がする。


城巡りも趣味の一つとしているが、そこで闘い、守っていた武士の生き様を想像する時に城巡りの醍醐味を感じる。


その時代の人間の生き様は過去のものとして、美しい山河だけを愛でるのはいかがなものか。おろかな人間の有様を大事にしたい気がします。


神社仏閣巡りにも、同じことがいえる。


神社・仏閣・城の建造物も大事な文化財ではあるが、当時の人々がどのような気持ちを抱いて生活していたのか、残っている文化財を手掛かりに考え、それを後世に伝えることが、もっと大切な文化の保護のような気もしてくる。


3週間後が文化の日。


季節もよい時期。いろいろなところに出向いて、「文化」を感じたい。

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