黄昏時のひとやすみ

毎日が日曜日の生活。書きたいことがあれば、気取らずにありのままを書き綴ります。うたたねも得意です。
「昼のお星は眼にみえぬ 見えぬけれどもあるんだよ 見えぬものでもあるんだよ」
「色即是空」、なんて境地でもないけれど、生きてることの素晴らしさ感じたい。自分に正直に生きたい。

”小正月”と”とんど焼き”(1月15日)

毎年、1月15日の朝に小豆粥を食します。
いわゆる小正月。家族の無病息災を願ってのことです。


一方、近所の神社でも、一年を無事過ごせるように、また無病息災を祈願する、
とんど焼きの神事も行われています。


こちらも、早朝に神社にお参りし、とんど焼きを体験しています。
今年は、大阪では珍しく、雪が舞う中でのとんど焼き神事でした。 


1月1日の元旦とは若干異なるものの、日本文化の神聖な行事の一つと捉えています。
残したい行事でもあります。


昔では”元服の儀”も小正月に行われていたようですね。
その流れを受けて、この日を成人の日と定められていたのですが、いつのまにかハッピーマンデーなる訳の分からない理屈で、第二月曜日が成人の日となってしまいました。


少子化が叫ばれる中、立派な成人をみんなで祝すより、単なる連休にする目的が重視され、本来の趣旨が薄れかけていることを憂います。
元服、即ち、成人の日は1月15日の小正月の日に固定すべきではないかと、改めて思った次第です。


戦前では新嘗祭といわれていた天皇家の神事が、戦後は勤労感謝の日と制定されましたが、こちらは11月23日に固定され、連休制度(ハッピーマンデー)ではありません。
なんとなく、その祝日の考え方に一貫性がないように思ってしまうのは偏見でしょうか・・・・


いずれにせよ、今年一年の無病息災を願い、今年成人になられた若者たちに、あらためてその前途にエールを送りたいです。

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