黄昏時のひとやすみ

毎日が日曜日の生活。書きたいことがあれば、気取らずにありのままを書き綴ります。うたたねも得意です。
「昼のお星は眼にみえぬ 見えぬけれどもあるんだよ 見えぬものでもあるんだよ」
「色即是空」、なんて境地でもないけれど、生きてることの素晴らしさ感じたい。自分に正直に生きたい。

もぐら打ち

本日は、1月14日です。


遥か昔の想い出ですが、
小生が、まだ小学4年生だった時のことです。
福岡から佐賀に転校したてでした。
その正月の14日の夜、外から同年代の子らの叫ぶ声が!
はっきりとは聞き取れなかったのですが、「14日のもぐら~~うち♪」とか・・・


寝耳に水、否、もぐら?の出来事でした。


後で聞けば、竹の先に藁で筒状にしたもので地面を叩いてまわりながら、冬眠しているであろうモグラの眠りを邪魔する行事だそうな。農家にとって、モグラは田畑の作物の根を痛めるやっかいものだったようです。
五穀豊穣を祈願する意味もあったのでしょうが、当時、訳わかりませんでした^^;


親が転勤族だった関係で、その”もぐら打ち”に参加して、おやつなどをいただく楽しみを経験することなく、また他所へ転校してしまいました。


今でも、その”もぐら打ち”の行事が行われているのかどうかは、知りません。


Googleで確認したら、当時住んでいた田んぼだらけの場所は、今や住宅密集地に変貌しているではありませんか。(写真)

日本全国、津々浦々、昔懐かしい祭りや伝統行事も、消えて行ってしまっているのではないかと心配になります。

子供たちの楽しみであった、”もぐら打ち”の行事。今でも続けられていればいいのにな。

参加もしていなかった”もぐら打ち”、14日になるとなぜか思い出す「14日のもぐらう~~」です。(笑)


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