黄昏時のひとやすみ

毎日が日曜日の生活。書きたいことがあれば、気取らずにありのままを書き綴ります。うたたねも得意です。
「昼のお星は眼にみえぬ 見えぬけれどもあるんだよ 見えぬものでもあるんだよ」
「色即是空」、なんて境地でもないけれど、生きてることの素晴らしさ感じたい。自分に正直に生きたい。

禅寺における新入社員教育

とある有名な禅寺にて、宿泊込みの新入社員教育を受けた経験があります。
記憶も定かでないくらいの昔の話です。


寺の名前を特定させたくはないのですが、今回の京都の寺社を巡る旅の一つとして、
当該寺院を参拝しました。


聞くところによると、今でも新入社員教育として、多くの企業が申し込みをされているとのこと。驚きました。


正直に申せば、禅寺での教育で何も効果がなかったのではないかという個人的な感想でしたから。一人当たり15万円近くの費用がかかるようです。企業の人事部門の方々、ご苦労様です。


今回の京都の寺院を巡る旅では、複数の禅寺を参拝したのですが、宗派によって考え方が違うのだなって、あらためて実感したことも事実です。


複数の禅寺を訪問したのは、ちょうど、すす払いの日(12月13日)だったのです。
ある禅寺では、若い僧の方々が素足で、寒風の中黙々と、廊下磨きをされていましたので、声をかけてみました。


「寒くはありませんか?」と質問しました。


すると、「寒い時は、寒い中に身をおくだけです。」という返事。


個人的には、禅の心を見せていただいた気がいたしました。


別の禅寺では、世間でいう、昼休みの時間帯に参拝しました。
参拝後に御朱印を頂いていた時、大きな話し声が近くから聞こえてきました。


小生「騒がしいですね」


御朱印を書かれていた僧曰く、
「事務方の人間で、昼休みですから」


小生、さらに食い下がり、
「禅寺の印象とは、違う感じです」


当該僧は席を外し、騒いでいた人々のところに駆け寄り、
「お客様からクレームがでているので静かにするように」


小生、
(違うんだよな。。。。。言いたかったことは。。。。。)


小生が新入社員教育を受けた禅寺でのことです。

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