黄昏時のひとやすみ

毎日が日曜日の生活。書きたいことがあれば、気取らずにありのままを書き綴ります。うたたねも得意です。
「昼のお星は眼にみえぬ 見えぬけれどもあるんだよ 見えぬものでもあるんだよ」
「色即是空」、なんて境地でもないけれど、生きてることの素晴らしさ感じたい。自分に正直に生きたい。

ぼた餅vsおはぎ & おにぎりvsおむすび

日本語というものは、わかったようなわからない言葉も多々ありますね。


母親のことを”おふくろ”とも言いますが、これも起源は曖昧。
俗に言われているのが、お腹にいるときに袋でくるまっていたからとか、財布の袋を管理していたのが母親だったからとか、、、、
いずれも、後からのこじつけっぽい。
余談になりますが、”おふくろ”といういい方は、最近の若者は言わないそうですね。
絶滅しかかっているそうです。
そのうち、歌「おふくろさん」やドラマ「拝啓、おくふろ様」のタイトルでしかなくなるのかもしれません。


”おにぎり”と”おむすび”の違いや起源は?
色々言われていますが、根拠なき、後付けの理由っぽいように思います。
これほどに、言ったもん勝ちの起源も珍しい。
コンビニ業界でも、二手に分かれてしまっているから手に負えない。
単に、本家と元祖の争いという他、ありません。


”ぼた餅”と”おはぎ”も、その類。
秋と春で呼び方が違うって。。ホントか~~~~い!
幼いころ、炭鉱町で育った小生としては、”おはぎ”なんて、ハイカラなおしゃれな名前は知る由もなく、勝手に、ボタ山の”ボタ”餅だと、信じ込んでいました。
”ハイカラ”って、言葉も死語などとさげすまされていますが。。。


このような日本語、どれが正しくて、どれが間違いというのではなく、
すべて正しく、すべて、個々の生活環境の中で育まれた日本語のような気がします。


いずれも、なくしたくない日本語です。

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